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2012年11月23日 (金)

引退議員

衆院が解散された16日までに、今回の衆院選に出馬せず引退の意向を示している前議員は25人。この中には、政府や党の要職を歴任した実力者も目立つ。これに鳩山由紀夫が加わった。

ニュースで検索したら下記の引退議員が見つかった。都合22名であるが、報道にあった26名には4名足りない。どこかに問い合わせする方法もあるだろうが、その必要もなりだろう。引退する理由は、健康上の理由が多く、党の規約によるものと合わせると大半はこれになる。世襲を実現する為と、選挙に勝てそうもないこともあるようだが、表面上は後進に道を譲るとなるだろう。
古賀誠は日本遺族会の会長であったし、みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会の会長でもあったと記憶していた。改めて確認したら、後者は現在でも会長だが、日本遺族会の会長は尾辻秀久になっていた。理由は東日本大震災の際に九段会館で発生した天井崩落事故の関係であり、2012年に辞任していた。この件では、古賀誠は事故の遺族から業務上過失致死傷で告訴されている。その後は不明である。

日本遺族会は戦没者遺族の相互扶助を目的に作られた財団法人であり、九段会館は国からは会に無償貸与されていた。震災の天井落下事故を受けて、それまでホールやレストラン、宿泊施設などを備え、結婚式、各種公演、会議、試写会などに使用されていたが廃業した。日本遺族会は九段会館を国に返還することを決定したが、会館のその後については決定されていない。
尾辻秀久参院議員で思い出すのは、民主党の山本孝史参院議員(2007年12月22日死去)の参院本会議場で哀悼演説を行ったことである。記憶している理由は、民主党の議員の死去に対し、親交があった自民党の議員が行ったこと、2008年1月23日には参院本会議場の席は半分くらい空いていたことである。健康上の問題を抱えながら政治を行った議員への手向けの言葉なら、儀礼的で構わないから聞くのが人の道だと信じる。拠無く参加できないことを非難はしない。しかし、自分自身が参加している業務で命を懸けて(比喩ではない)仕事にあたった人への敬意を表することを拒否するなら、自分自身の存在を否定するに等しい行為だと思う。

話があらぬ方に進んだ。
政治を行うのは匿名の誰かではなく、生身の人間である。顔の見えない241人を獲得すればこの国を自由に操れるとする思想を批判する。のっぺらぼうが正しい仕事をするはずがない。顔の見えるものは恥を知るだろう。そのささやかな制限が暴走を抑止するものだと期待する。人間は間違える。しかし、間違えに気が付く能力を秘める。のっぺらぼうには気付く能力が備わっていないようだ。
選挙は人間を選ぶものでありたいと願う。

■民主党 8名
渡部恒三(80)=福島4区
中野寛成(71)=大阪8区
羽田孜(77)=長野3区
中井洽(70)=三重1区
玉木朝子(60)=比例北関東
滝実(74)=奈良2区
長島一由(45)=神奈川4区
鳩山由紀夫(65)=北海道9区

■自民党 6名
森喜朗(75)=石川2区
福田康夫(76)=群馬4区
中川秀直(68)=比例中国
古賀誠(72)=福岡7区
武部勤(71)=比例北海道
村田吉隆(68)=岡山5区

■公明党 6名
坂口力(78)=比例東海
東順治(65)=比例九州
西博義政(63)=比例近畿
遠藤乙彦乙彦(65)=比例北関東
池坊保子(70)=比例近畿
赤松正雄(66)=比例近畿

■共産党 1名
吉井英勝(69)=比例近畿

■無所属 1名
与謝野馨(74)=比例東京


政治家を辞める落選以外の理由をメディアは追うべし。君は党に一票やるだけの存在か。

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