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2012年11月17日 (土)

大きな声で万歳を叫ぶ

衆院は11月16日午後の本会議で解散された。これを受け、政府は臨時閣議を開き、第46回衆院選を「12月4日公示、16日投開票」の日程で実施することを決定した。衆院選は平成21年8月以来、約3年4カ月ぶりである。消費税増税、原子力政策、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)などが争点となる。

藤村官房長官から、「慣例だから」と万歳を促したが、野田首相は「(全衆院議員)480人の首を切るのはつらい。こんな決断、今までしたことがない」と語ったという。「解散詔書に副署する時が一番いろいろ胸に迫ってきた」とも漏らしたといい、民主党首相としての初の解散権の行使は、相当沈痛だったようだ。直後の本会議場では、選挙で苦戦が予想される民主党の当選一回議員らが自分の席から、「青票」「白票」の木札を持ち帰る姿がちらほら見られた。「高校野球の『甲子園の土』のように、思い出にするのだろう」との声が出たという。
解散権を行使するのを首を切ると言ってしまうのなら、行使しなければ良いだけの話である。全衆議議員の数は決まっていて、新たになりたい人がいれば外れる人が出る。単純な国民の代表を選ぶ方法に情緒的な言葉で、既得権者である全議員に向けた感慨を述べるのがこの人のセンスなのだろうか。甲子園の土よろしく思い出持ち帰りも情緒的だ。任期四年の三年強の時間があったのだから、時間が短すぎたというのは言い訳にはならない。四年の中で計画していたことの何ができたかを国会議員は振り返ったらよい。三年だからできなかったという事柄の多くは、八年の時間を与えられてもできないものではないだろうか。選挙の時は立派な公約を言うものである。四年の中の一日として毎日を大切に議員活動を行ってきたか。離合集散を繰り返す理由を問えば、数が力と主張する。一人では何もできないのだろうか。本当に何もできないのか。それなら君は不要だね。誰かが言ってあげないといけない。出来ない事情の分析を百万回する中から、千回分何ができるか考えたらいかがでしょうか。

解散の後の恍惚をした表情は、どこからくるのか。選挙で落ちる心配と、勝ってここに来たときのことを思い出してのことか。落ちるのが嫌ならもっとも有効な対策がある。立候補しなければ良い。しかし、それでも立候補する。多くの国民は選挙に立候補することがない。立候補する気持ちを聞いてみたい。

選挙依存症とは精神疾患のひとつで、選挙に対する依存症である。選挙を渇望する、選挙をしたいという衝動を制御することができない、選挙をするせいで借金など社会生活上の問題が生じているにもかかわらずやめられない、といった症状を呈する。選挙への依存は長らく意志薄弱・性格未熟など本人の資質の問題とされてきたが、精神疾患として認識する動きが広がっている。
治療には数年を要し、治癒したといえるためには選挙を完全に絶つ必要がある。長期間選挙を絶つことに成功した後でも再び選挙に手を出すとたちまち症状が再発するという特徴もあり、「選挙依存症は治らない」といわれることもある。治療法としては、心理療法が最も有力である。依存者自身のみならず周囲にいる人間への影響も大きく、周囲の人間が傷つく度合いにおいて、選挙依存症を超える病気はないともいわれる。とりわけ家族については、患者本人とは別にケアを行うことが必要とされる。

ウィキペディアのギャンブル依存症の記載から、ギャンブルを選挙に置き換えて一部を割愛した。


好きこそ物の上手なれに選挙はなるのかな。

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