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2012年11月14日 (水)

太陽の党

石原慎太郎前東京都知事は13日夕、都内のホテルで記者会見し、「たちあがれ日本」を母体とする新党「太陽の党」を結成したと発表した。石原氏とたちあがれ日本の代表だった平沼赳夫元経済産業相が共同代表を務める。年内の衆院解散・総選挙をにらみ、日本維新の会や、みんなの党など第三極勢力の結集を急ぐ考えだ。

石原新太郎の作品である太陽の季節から取った党名であるとのことであるが、石原=太陽で他の議員が太陽を中心に周回軌道するというのが本当の意味であろうか。他の第三極といつでもいっしょになると発言しているが、太陽は太陽であるべしという原理は動かし難いだろう。ぐるぐる回る扱いでは、橋下も渡辺も不満の残るところだろう。

第三極と称する、あるいは称される党は、
 みんなの党
 日本維新の会
 太陽の党
と、どれも党名に格助詞である「の」の字が入っている。連合したら(野合の方が相応しいか)党名を助詞党とすればよい。「の」の字が入っている党は、国民の生活が第一があるが、石原と小沢は組み難い事情があるようなので第三極にはならない。改革の志士は横粂勝仁(菅内閣不信任決議案の採決で賛成票を投じ、民主党を除籍処分)の一人党でいずれどこかの党に合流することだろう。
「の」の字政党を過去にさかのぼって探してみた。無所属の会、みどりの会議、緑の党、みどりの未来、憲法みどり農の連帯、日本のこえ、国民の声、連合の会といったところが見つかった。地域政党にはもう少しあるだろうが、こちらは省略する。「の」の字政党は国政では長生きしないか、限定的な活動かの特性を有していたことが見えてくる。二十一世紀の「の」の字政党がどうなるかは分からないが。
新が付く政党名と、「の」がある政党名には暫定的な政党である印象が残る。政治信条と合致した記憶に残る党名は過去に使われていて、その党の印象と重ねられることを嫌うのは理解できる。それでも奇をてらうような党名は国政に馴染まないのは当然で、党名を選択した時点で国民不在ではないかという疑いをもってしまう。党名を変えれば支持率も上がると言われる日本共産党は、変えない価値はあると思う。支持されないのは党名ではなく、末端の活動家であるように思うが、これは本題から外れるので書かない。大日本愛国党はどう見ても右翼政党だし、自由民主党は保守政党である。社会の文字が見えれば革新系だろうと想像する。新やのの文字に、中身を隠す狙いがあったり、刺激的な中身を薄める思惑が合ったりするなら、それは許してはならないだろう。政治は主張することから始めるのが本道である。主張を隠し、状況を見て出すのは欺くことである。欺かないつもりなら、党名は許すから主張を明確にしてもらいたいものである。大同団結するというのは威勢が良いが、そんな筈ではと国民に思わせる最低限の努力は求めたい。

第三極に属する党が大量発生するのは、小選挙区は二大政党になりやすいということからすると不思議な現象である。逆に、二大政党である民主党と自民党が国民の意見を拾いきれていないという不満があるとすれば、民主党、自民党は猛省しなければならない。
次の衆議院選挙で、自民・公明が過半数を獲得しても、参議院でねじれが生じる。現在の選挙制度を大きく変えない限りは、ほとんどの場合ねじれが生じることになる。それを回避しようとすれば、第一党と第二党の合同、大連立となるが、大政翼賛会の非難は免れない。翼賛選挙で、非推薦で当選したのは有名なところで、鳩山一郎、赤尾敏、河野一郎、尾崎行雄、芦田均、西尾末広、笹川良一、三木武夫、三木武吉などがいる。今、翼賛選挙をしたら誰もかれも大樹の陰に入るのではないか思ってしまう。きっと合流することがない日本共産党には党名を変えずに活動して貰いたいものである。
選挙が大好きなくせに、選挙を恐れるのが政治家の特性であるのなら、中選挙区にすればよい。議員定数も減らすと椅子取りゲームが大変と思うなら、椅子の数も少し増やしたらどうか。多くの国民の感じるところは、働きの悪い国会議員に金を払っていることだから、議員報酬と秘書手当などの支出の総額を半分に減らすなら、議員定数の削減は先でも良いと支持されることだろう。


助詞党は女子党と音が同じとなる。男尊女卑の微かな匂い漂うことを想起させ駄目か。

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