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2012年10月16日 (火)

日本国憲法無効論

東京維新の会は、東京都議会内の会派「東京維新の会」を母体として、政治団体(地域政党)として設立された。都議会議員は自民党・民主党を離党した三名である。具体的には、野田数(=代表、北多摩第1)、柳ヶ瀬裕文(大田区)、栗下善行(千代田区)である。日本維新の会の傘下に入ることを計画していた。

この党は、2012年10月4日の都議会本会議において、「我々臣民としては、国民主権という傲慢な思想を直ちに放棄」すべきとして、憲法無効論に基づく大日本帝国憲法の復活確認を求める請願に賛成票を投じた。賛成したのは上記議員三名と土屋敬之で、反対多数で否決された。

野田数のホームページを見てみた。名前はかずさと読むらしい。プロフィールには、早稲田大学教育学部卒業、民間企業勤務、衆議院議員秘書、市議会議員2期とある。年齢くらい表示したらよかろうにと思うが、年齢より学歴が重要と考える価値観であるのだろう。なお市議会議員は東京都東村山市(自民)であり、衆議院議員秘書は小池百合子の元秘書であるようだ。生年月日は1973年8月27日とするページがウェブ上にある。これに従えば39歳ということになる。会社勤めは数年のいうところか。
都議会議員には北多摩第一選挙区で選出されている。区域は、東村山市、東大和市、武蔵村山市である。定数は3である。市議会議員時代の地盤を活かしたことだろうと想像する。
投稿したものが列挙されているが、著作権の関係があるのか本分は載っていない。雑誌を買いなさいということか。掲載紙は保守系の右に位置するものが並んでいる。新聞は産経、正論(産経)、Will(ワック・マガジンズ)、SAPIO(小学館)といったところである。内容を読めないで掲載紙情報のみでの批評は深い意味がないからここまでとする。
もしかして、尖閣諸島に泳いで上陸した人かと思ったが、それは鈴木章浩であった。

教科書の記載内容に不満があったり、中国や韓国に軽く扱われるのは我慢がならないといった素朴な右翼の政治心情は分かり易い。その一方で、都議会議員の活動として何がしたいかは見えてこない。
今回の主張の論理的な破綻は如何ともしがたい。例えば、地方自治などと言う考え方は明治の憲法にない。辻褄合わせをしていると、現在の憲法に近付いてしまい何をしているのか分からなくなる。目立ちたいだけの発言にしか思えないが、案の定、橋下大阪市長が否定したら引っ込めてしまった。
祝日に国旗を掲揚しようと、皇室の皆さまを正しい敬称でお呼びしましょう、くらいの主張をしていれば可愛い右翼と呼ばれるだろう。

大日本帝国憲法では女性に参政権はない。小池百合子に面と向かって言えるのかな。

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